低用量ピル服用中はビタミンCの過剰摂取に注意

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さち
ピルを飲んでる時にセントジョーンズワートの他に気をつけないといけないサプリってある?
大阪まなみ
案外知られてないのはビタミンCやろなー。摂りすぎ、飲み過ぎの場合、な。

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ピルを飲んでる時に摂るビタミンCは1000mgを超えると危険

ビタミンC

低用量ピルやミニピルを服用している人、アフターピルを飲んだ人がビタミンCを過剰摂取すると、エストロゲンの作用が強くなり過ぎることがあります。低用量ピルながら、高用量ピル並みのエストロゲン作用になってしまうということです。

ここでいう過剰摂取は1日当たり1,000mg(1g)以上のビタミンCです。厚生労働省によるビタミンCの推奨量は、成人で1日あたり100mgです。1日100mg~300mg程度ならピルを飲んでいる最中に摂取しても問題はないといわれています。むしろそれくらいなら積極的に摂取した方が良いでしょう。

しかし美容目的などで2,000mgなど大量摂取される方がいますが、ピルを服用中はやめましょう。

マルチビタミン剤程度なら大量に入っていることはないのですが、ビタミンCに特化しているビタミン剤は高濃度なので危険です。

ピルとビタミンCの過剰摂取の結果何が起きるかというと

サプリメント

非常に矛盾しているように思えますが、次のような結果が報告されています。

エストロゲンレベルが上がるので血栓症、頭痛、吐き気などの副作用のリスクが高くなる
エストロゲンレベルが上がるので避妊効果が下がる

他のサイトでは「エストロゲンレベルが上がるから避妊効果に問題はない」などと書いている記事もありますが、間違っていますので気を付けてください

次の英文はアメリカのミシガン医科大学が公開している記事からの抜粋です。

(追記:以下の記事は現在削除されています。注意すべき薬剤等はその通り注意すべきなのですが、その理由は「ピルの避妊効果を下げる可能性がある」だけではなく、中には「ピルの副作用のリスクを高める」「同時に服用する薬の効果を下げる」など様々です。)

The following drugs can make birth control pills less effective, which may result in pregnancy:

・acetaminophen (Tylenol) or ascorbic acid (vitamin C);

・phenylbutazone (Azolid, Butazolidin);

・prednisolone (Orapred);

・theophylline (Respbid, Theo-Dur);

・cyclosporine (Neoral, Sandimmune, Gengraf);

・St. John’s wort;

・antibiotics such as amoxicillin (Augmentin), ampicillin (Omnipen), doxycycline (Doryx, Vibramycin), griseofulvin (Grisactin, Grifulvin, Fulvicin), minocycline (Minocin), penicillin (Veetids, Pen Vee K, Bicillin), rifampin (Rifadin), rifabutin (Mycobutin), tetracycline, and others;

・seizure medicines such as phenytoin (Dilantin), carbamazepine (Tegretol), felbamate (Felbatol), oxcarbazepine (Trileptal), topiramate (Topamax), or primidone (Mysoline);

・a barbiturate such as butabarbital (Butisol), mephobarbital (Mebaral), secobarbital (Seconal), or phenobarbital (Luminal, Solfoton); or

・HIV medicines such as indinavir (Crixivan), saquinavir (Invirase), lopinavir/ritonavir (Kaletra), fosamprenavir (Lexiva), ritonavir (Norvir), or nelfinavir (Viracept), and others.

出典・http://www.uofmhealth.org/node/662869

上記の日本語訳です。

以下の薬物は、避妊薬の有効性を低下させる可能性があります。
(*管理人追記:中には「ピルの副作用を高める」「薬物の効果を下げる」というものも含まれています。)
アセトアミノフェン(タイレノール)またはアスコルビン酸(ビタミンC)
フェニルブタゾン(アゾリド、ブタゾリジン);
プレドニゾロン(Orapred);
テオフィリン(Respbid、Theo-Dur);
シクロスポリン(Neoral、Sandimmune、Gengraf);
セントジョンズワート;
ミノサイクリン、ペニシリン(Veetids、Pen Vee K、Bicillin)、リファンピン(Rifadin)、リファンピシン(Rifadin)などの抗生物質、アモキシシリン(オングメイピン)、ドキシサイクリン(ドリックス、ビブラマイシン)、グリセオフルビンリファブチン(Mycobutin)、テトラサイクリン、およびその他;
(Dilantin)、カルバマゼピン(Tegretol)、フェルバメート(Felbatol)、オキシカルバゼピン(Trileptal)、トピラメート(Topamax)、またはプリミドン(Mysoline)のような発作薬;
ブタバルビタール(Butisol)、メババルビタール(Mebaral)、セコバルビタール(Seconal)、またはフェノバルビタール(Luminal、Solfoton)のようなバルビツレート;または
インジナビル(Crixivan)、サキナビル(インビラーゼ)、ロピナビル/リトナビル(Kaletra)、フォスプレナビール(Lexiva)、リトナビル(Norvir)、またはネルフィナビル(Viracept)などのHIV薬。

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↑このページでもお知らせしたものに赤線を引きました。

病院でもらうお薬・抗生物質などは、お医者さんに「ピルを飲んでいます」と伝えれば併用しても大丈夫なものを処方してもらえるので素人はあまり気にしなくても大丈夫かと思いますが、市販の風邪薬やサプリなどで気をつけないといけないのは「アセトアミノフェン」、「セントジョーンズワート」そして「ビタミンC」です。

大阪まなみ
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過剰摂取さえしなければリスクは高まりませんので、ビタミンCを飲みたい人は量に気を付けてくださいね。

大阪まなみ
私はマルチビタミンを飲んでるよ。あとCoQ10とビタミンB。
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