

ピルを飲んでる時、タバコはダメでもニコレットならOK?
禁煙補助剤として良く知られているニコレットですが、タバコが厳禁な低用量ピルとの相性はどうでしょうか。
ニコレットなど禁煙ガムや禁煙パッチと呼ばれる禁煙補助剤は、ニコチン置換療法で使われます。ニコチン置換療法(NRT)とは・・・
タバコに含まれるニコチンを喫煙以外の方法で置換し、イライラ・集中困難・不安・だるさ・眠気などのニコチン離脱症状を軽減し、まずは生活習慣を改善。その後ニコチンの摂取量を徐々に減らして禁煙に導きます。
出典:https://www.nicorette.jp/about_therapy
ニコチン依存症、ニコチン中毒でタバコが止められない!という人が、たばこ以外の方法で身体にニコチンを取り入れて中毒症状を和らげ(実際に「タバコを吸いたい」という衝動が減るそうです)、禁煙に持っていくというものです。
つまり、ニコレットにはニコチンが含まれていて、そのガムを噛むことで口の粘膜からニコチンを取り入れているのです。
問題はニコチンが血管を収縮させること
低用量ピルを飲んでいる時になぜタバコを吸うといけないのかというと、そもそも女性は血栓症のリスクが高い上に、低用量ピルで女性ホルモンが増えると更にそのリスクが高まり、さらに血管を収縮させるタバコを吸うことでリスクが何倍も増えるからです。

日本の産婦人科学会や海外の医学に関するサイトを長時間にわたって探しましたが、はっきりと断言したり、関連データを示してくれるものは見つけることが出来ませんでした。しかし、当サイトの見解としては、血管を収縮させる作用のあるニコチンが含まれている以上、ニコレットなど禁煙補助剤の禁煙ガムや禁煙パッチであっても、低用量ピルとの併用は危険であると思われます。
禁煙するか、ミニピルにするか
今現在タバコを吸っていて、避妊のためにピルを飲むことを考えているのなら、「禁煙する」か「ミニピルにする」かの選択になります。
禁煙は、ニコレットなど禁煙ガムを噛むなどして進めるととても楽です。
日本で買うよりも海外から取り寄せる方が断然安いです。
ニコレットガム(NicoretteGum)2mg[フルーツフュージョン味]
ニコレットガム(NicoretteGum)2mg[ミント味]
ニコレットガム(NicoretteGum)2mg[アイスホワイト]
ニコレットガム(NicoretteGum)2mg[オリジナル]
ニコレットを使った禁煙方法は公式ホームページに詳しく書かれています。
どうしても禁煙出来ない人はミニピルにして避妊しましょう。

喫煙者におススメのミニピル
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ノリディ(Noriday)黄体ホルモンのプロゲスチンのみを含んでいます。長年使用されてきた実績により安全性と有効性のデータが多いほか、今後新たな副作用が発現するリスクが低い点が強みです。 |
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セラゼッタ(Cerazetta)デソゲストレルと呼ばれる、合成黄体ホルモンだけを含みます。エストロゲンの使用ができない喫煙者や授乳中、高血圧や血栓症や片頭痛などの方にも処方される避妊薬です。 |

